PMAとは?最新の認定制度とピラティス資格の選び方 

PMAとは?

PMA(Pilates Method Alliance)は、
アメリカに本部を置く国際的なピラティス団体です。

ピラティス指導者の教育基準や倫理規範の策定、
国際資格の認定、カンファレンス開催などを行っています。

PMA会員=スキルの証明ではない

PMA会員は、年会費を支払うと加盟することができます。

  • 【個人会員(Individual Member)
    学生や指導者などが個人で加入できる
  • 法人会員(Corporate Member)】
    スタジオや団体単位で加入できる

年会費

学生会員 (Student)約50ドル/年
教師会員 (Teacher)約135ドル/年
法人会員 (Corporate)シルバー:1,500ドル/年
ゴールド:5,000ドル/年
プラチナ:7,500ドル/年

会員になると、
イベント割引や求人情報、保険優遇などの特典が得られますが、
資格やスキルの証明ではありません

PMA認定=試験や審査を通過した証明

PMAが行う「認定」は、
指導者(個人)や
教育プログラムの質(各養成講座ごと)を審査する制度です。

現在は以下の2つが存在します。

  1. 個人資格(指導者)・筆記試験のみ
    NCPT(Nationally Certified Pilates Teacher)
  2. 養成プログラム(資格)に対する承認制度
    ITTAP(Instructor Training Program Approval)

これらは会員とは違い、
試験や審査を通過した場合にのみ名乗れます

資格スクール選びでよくある誤解

「資格を取得したい」「養成講座を探している」場合、

特に注意したいのは、
「会員」と「認定」の混同です。

表記例実際の意味誤解のリスク
PMA加盟校(法人会員のみ)団体に加入しているだけ認定校だと思い込む
PMA認定インストラクター(NCPTなし)会員資格のみ国際資格を持っていると誤認
PMA認定校(ITTAPなし)プログラム未承認質が保証されていると思い込む

これから資格を取る人が覚えておきたいこと

  • 「PMA会員」と「PMA認定」は意味が違う
  • 会員は、レベルを保証するものではない
  • 「会員」を「認定」と書いている場合もあるので注意が必要

まとめ

資格スクールを探すときは、PMAという名前だけで判断せず

  • カリキュラムの内容
  • 講師の経験&スキル
  • サポート体制

などを、よく確認しましょう。

そして、いちばん大切なのは、
「この資格を取ったら、自分はどんな指導ができるようになるのか」
という視点で比較しましょう。

肩書きや団体名よりも、
学びの中身と実践力が、
未来のあなたの活躍に直結します。

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ありがとうございます。

Pilates Studio PIKO
MIHO